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島根の女子大生遺棄 懸賞金の前倒し検討(産経新聞)

 広島県北広島町の臥龍(がりゅう)山で、島根県立大1年、平岡都さん=当時(19)=の遺体が見つかった事件は、6日で遺体発見から3カ月が経過するが、捜査は難航している。島根、広島両県警の合同捜査本部は、有力な情報提供者に懸賞金を国費で支払う「捜査特別報奨金制度」の適用を早めるよう警察庁に要請する方向で検討を始めた。

 平成19年4月から始まった同制度は、未解決事件の容疑者逮捕につながる有力な情報提供者に報奨金を支払う。千葉県の女性英会話講師殺人事件では、容疑者逮捕に結びついた情報提供者に計1000万円の支給が決まった。

 合同捜査本部は、事件の解決に必要な平岡さんの足取りや不審者の目撃情報などが得られていないため、報奨金制度の適用について警察庁と協議。ただ制度の適用は、事件発生から原則6カ月以降のため、捜査本部内で規定より早期の実施を検討しているという。

 捜査幹部の1人は「事件の発生から日数がたち、情報提供者の記憶が薄れた後で報奨金制度を実施するより、前倒しで行う方が事件の解決につながる」と話している。

 平岡さんは昨年10月26日夜、島根県浜田市内のアルバイト先を出た直後に行方不明に。翌11月2日に同県警が公開捜査を始め、同6日に島根、広島県境の臥龍山中で遺体の一部が発見され、両県警が合同の捜査本部を立ち上げた。平岡さんがはいていたと思われる靴1足が、自宅の女子寮近くの側溝に落ちてるのが見つかったが、有力な手掛かりはないという。

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